【核武装】被爆国だからこそ議論すべきだ

こんばんは!

 

 

 

ZEROKAMI AKIRAです。

 

 

 

今回のブログは、1945年8月9日に、長崎に原子爆弾が投下された日ということで、それに関連して「核武装」について考えていきたいと思います。

 

 

 

▲注意点▲

このブログは、「核武装」のメリットについて触れます。私は「核兵器は絶対悪!」との考えをお持ちの方のそれを否定するつもりはありません。人それぞれ持っている価値観や考えは違って当然だと思っています。そして、このブログは私の個人ブログですので、私の考えを書いています。自分に合わなさそうだな…と感じた方は、読まない方が良いかもですね。


1945年8月9日・・・長崎に原子爆弾が投下され、大きな被害が発生しました。

被爆した、後遺症が残っている方もおられるという報道も目にしたことがあります。

 


さて、本題に入ります。

 

 

 

皆さんは、「核武装」することに、どのような意味があると思いますか?

 

 

私は、戦後日本の国防体制、冷戦、北朝鮮の核開発、国連安全保障理事会の常任理事国・・・これらに関わる国を見ていると思うことがあります。

 

 

どんな綺麗事を語っても無意味なんだな…と。

 

 

そりゃ、「全ての国が核兵器を廃絶すれば、核の恐怖なんてものは存在しなくなる!」・・・言いたいことはわかりますよ。しかし、核戦争が起こっても、それは実現しないでしょうね。

 

 

何故か?

 

それは、眺めてみれば分かります。

 

 

・北朝鮮

北朝鮮は、核兵器を実戦配備したと宣言しています。

それを何とか食い止めようと、アメリカ・日本・中国(?)・ロシア(?)・韓国(?)と外交戦を繰り広げています。北朝鮮は、はっきり言ってしまえば貧困な小国です。アメリカからすれば、吹けば飛ぶような国でしょう。(今は中国が後ろ盾とかは置いておきます)

そんな国が、あんな態度で大国から支援を引き出そうと考えている、その根拠の1つは核兵器にあると言って間違いないでしょう。

 

 

・冷戦

アメリカ合衆国とソビエト連邦があれほど緊張状態にあったのに、正面衝突せずに済んだのは、お互いが人類を何回も滅ぼすことが出来るほどの核兵力を持っていたから・・・これも1つの理由だと思います。核兵器を使えば、どれだけの被害が出るのか?もし、報復核攻撃をされた場合どうなるのか・・・これが抑止力として機能しています。

 

 

・国連安全保障理事会

・・・ここの常任理事国って、5ヵ国全てが核兵器を保有しています。

つまり、国連の国際平和について考える組織の常任理事国が、核武装は自国を守るために、そして強くあるために有効だと認識しているということですよね。

・・・「核兵器=絶対悪」ならば、何で安保理常任理事国の5ヵ国全てが核武装しているのでしょうか?


 

どんな綺麗事を並べたところで、安全保障理事会常任理事国が核兵器を保有しているという現状があり、核兵器が抑止力として機能しているのですから、「核兵器を持たない=平和」とはなりませんよね。

 

 

ということで、

今回は日本は「核兵器を持つべきか否か?」

についても少し書いていきます。

(持つべき/持つべきでない)の二択の場合

 

 

結論から書きますと、私は持つべきだと考えています。

 

 

理由1:歴史

過去に、日本はアメリカから2度の核攻撃を受けました。そういう意味で、核攻撃の恐ろしさをその身で体感した唯一の国です。

当時、日本は核兵器は基礎開発の段階でした。また、当時日本はアメリカに対して反撃できる有効な手段を持っていませんでした。つまり、アメリカは反撃を恐れることなく核攻撃を行うことが出来たのです。(核攻撃という名の実験とも言われているけど)

 

しかし、もし当時の日本が核兵器を持っていたら、アメリカはどうしたでしょうか?

それが抑止力として機能して、仮に使用するとしても相当慎重になってたと思います。(そもそも反撃を恐れて、使用しなかったかもしれない)

 

 

理由2:国防

日本は北朝鮮に対して、核放棄を求めています。しかし、まあ…それは聞き入れられないでしょう。しかし、それを放置することは、国防の観点から好ましいことではありません。

そこで、「北朝鮮が核放棄しないなら、日本としても核武装を選択せざるを得ない」と意見を表明したらどうでしょうか?

日本が核武装をすることに反対しそうな中国と南北朝鮮に加えて、ロシアやアメリカなども否定的な見解を示すはずです。しかし、本来・・・核武装とは国家の主権の範囲で行うものであり、それを核保有国が非難することほどおかしな光景はありません。

日本がそのような方針を示せば、そうさせまいと、中国あたりが本腰を上げるかも知れません。

 

上げないなら上げないで、日本が核保有国となってしまえば、日本の仮想敵国に対しての抑止力強化に繋がります。


「核兵器は非人道的だ」・・・たしかにその通りです。しかし、現実とは非情なもので…それが実際に使用された歴史も存在します。そして、その非人道的な兵器が抑止力として機能しているからこそ、大国同士が正面衝突せずに済んでいるというのもまた事実であると思います。

やり返されたら、自分たちだってヤバイ・・・これを相手に印象付ける最も強力な力こそが核兵器です。持っているだけで、強力な抑止力として機能してくれるんじゃないかな?

 

 

 

今回は、二択ならどっちを選ぶか?ということにしたので、「核武装すべき」との立場を選びました。「日本が核武装をすべき」というのは極論ですが、選択肢の1つとして持っておくことは、必要なことではないでしょうか?

 

 

・・・それに、「核武装反対」と言っても、日本は日米同盟によりアメリカ合衆国の核の傘に入っています。日本に対して核攻撃が行われたら、アメリカは報復攻撃を行う(はずです)。つまり、現体制下で国防を行っているのを認めているということは…そういうことなんです。


 

国防について同盟国頼みで過ごしてきた戦後日本には、核武装議論は無理かな…

でも、日本が日本であり続けるには、「自分の国は自分で守る」ことが出来なければなりません。いつまでも、アメリカ軍が助けてくれるはず・・・的な無責任な防衛体制では…と思いますけどね。


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