こんにちは!
ZEROKAMI AKIRAです。
さて、昨日から”ある海賊版サイト”が話題になっていますよね。マンガや雑誌系の海賊版サイトとしては最も知名度があると思われる「漫画村」が、有料版「漫画村プロ」を始動させると発表したからです。
海賊版サイトは、マンガなどに限らず、アニメ・映画など様々ものがあります。
海賊版サイトは、著作権元に許可を得ずにコンテンツをサイト上に公開してアクセス数を稼ぎ、掲載している広告などから収益を得ています。ほとんどの場合が無料であり、良くないと分かっていても多くの人がアクセスしているのが現状です。
海賊版サイトを利用する人は、大きく分けて2種類あると考えます。
① 無料で見られるから!
② 正規のサービスよりも作品数が多い!
たしかに、「無料で見られて、作品数が多い」となれば、そちらに人が流れるのも分からなくはありません(良い悪いは別にして)
しかし、海賊版サイトは出版社に許可を得ずに作品を掲載しているで、当然ながら正当な配当を作者や出版社に支払っていません。つまり、作者からすれば「万引きされている」となるわけです。
いくら人の良心に訴えても、正規のサービスよりも「値段が安く作品数も多い」となれば、そんなに意味がないと思います。だって、これだけ出版社などが「利用しないように」と訴えても、使う人は逆に増えているのですから。
つまり、「訴えるだけでは無駄」ということになれば、他の方策を考えなければなりませんよね?
海賊版サイトのサイトの強みって何でしょうか?私は、「無料であること」「作品数が多いこと」だと思います。これの両方に負けていては、海賊版サイトには太刀打ちできないでしょう。しかし、海賊版サイトに利益をむさぼられるのはよろしくないですよね…
私が提示する答えは・・・
出版社同士が手を組み、新たなサービスを始める!
です。どのようなサイトでどのように稼ぐのか・・・(マンガサイトの場合)
① 出版社同士が手を組み、海賊版サイトに負けない作品を!
作品で負けていては、お話になりません。絶版になった作品から最新の作品までを揃えます。それにより、「この作品ないなぁ…」と海賊版サイトに流れる人を無くします。
② 定額制読み放題+広告
1巻ごとの課金では、”お財布への負担”の面でお金のない学生は辛いでしょう。しかし、無料にしてしまっては、”コンテンツに対してお金を払わなければいけない”という当たり前の考え方が薄れる可能性があります。
コンテンツを揃えるために定額料金を高く設定しては、お金のない学生は寄り付きません。そこで提案するのは、”学割プラン”の導入です。学生なら、大人料金の半額で使えるようにする。また、ファミリープランも設けるのも選択肢でしょう。
最適な料金設定:前提として海賊版サイトに劣らない作品数を揃えるとする
プラン | 月額プラン | 年間プラン |
学割(小学生~大学生) | 300円 | 3000円 |
通常料金 | 600円 | 6600円 |
ファミリー | 1200円 | 13000円 |
これぐらいが妥当ではないでしょうか?「コンテンツにはお金を払わなければいけない」という考え方を定着させられるように、子供でも手の届きやすい値段設定にするのです。
定額プランを上記の値段で設定した場合、出版社サイドとしては収入不足だと感じるはずです。そこで広告を付けましょう。大手出版社同士が手を組めば、人気作品を含めて多くの作品がラインナップに並ぶことになります。多くのユーザーを獲得すれば、スポンサーも付けられるはずです。また、マンガ・アニメ関連の宣伝をそこで行えば、より多くのユーザーにその情報を伝えることが出来ます。
加えて、昔の作品をラインナップに加えることで、その作品を読んだことのない層に”新しい作品”としてアプローチすることが出来ます。これは、ネットの良さではないでしょうか?
③ ユーザーをどのようにして取り込むのか?
[1] TVCMなどの大衆向け広告で多くの人に認知させます。存在を知ってもらわないと、使ってくれませんからね。[2] 漫画雑誌などでの宣伝。漫画に一番浸っている層をまずは取り込むべきです。
[3] 友達招待プログラムを導入する。会員になった人は、知り合いなどを招待できる仕組みを作ります。人の繋がりを利用してユーザーの獲得を目指すべきです。特典としては、双方に「1カ月無料チケット」の配布が妥当かな。
[4] アフィリエイト広告を使う。友達招待プログラムとは別に、ブログや個人サイトなどで使えるアフィリエイト広告を利用します。成果報酬は、契約プランの1カ月分が妥当でしょうか?ブロガーやサイト運営者のネット上での影響力を利用します。
[5] 支払い方法は、小学生でも出来るように、コンビニ決済やキャリア決済・プリペイドカード決済を含めたあらゆる方法を用意する。クレジットカードを持っていない人でも利用しやすいようにします。
④ 付属・関連サービスの充実
[1] マンガ配信サイトのアニメ版も作る!アニメの海賊版サイトも、複数ありますよね。そうしたサイトに対抗するために、アニメ配給会社や制作会社・出版社が手を組み、アニメの配信サイトを作る。これも、海賊版サイト並みのラインナップと、子供でも手が届きそうな価格を実現します。
そして、どちらかの会員になれば、特別価格でもう1つのサービスの会員になれるようにする(セットプラン実装ありかも)
[2] 出版やアニメ配給会社・制作会社が手を組むことを活かして、会員でなくても閲覧出来るマンガ・アニメ情報サイトを設置します。ただし、会員の記事も配信するようにして、会員登録を促すように。どこよりも早く情報を出せるようにすることで、アクセス数向上も狙えるかな。
[3] 会員限定の併設ストアの設置。これは、新設でも提携でも良いと思うが、そのサービスの併設ストアを作り、それを活用したユーザーの購買意欲向上を促して物品の売上向上を狙います。サイト限定のグッズもあり。
また、〇〇〇〇円以上購入で貰える特典(グッズ)も用意すると、購買意欲が引き立てられると思う。アニメイベントのチケットを先行販売することで、ユーザー獲得を狙うのも良いかなと。
デメリットもあるけど・・・
上記のようなサービスを作れば、書籍の売り上げは確実に落ちると思います。そこで、売り方を工夫します(本当のファンには買ってもらえるように)
例えば、本にはイラストカードを挟むとか。
1アカウントにつき、ログイン出来る端末は1つのみとする。ただし、機種の引継ぎは出来るように。
(Android,iOS,Windows,MacOSのそれぞれで動かせるアプリを作る。)
・・・と、今回はこんな感じで「頭の中に浮かんだ構想(妄想)」をブログにしてみました。皆さんは、どのように考えますか?
これを読んだ出版社の人の感想も知りたいですねw質問とか意見などありましたら、返答します(まあ、読んでくれないよな…(^-^;)
では、今日はこのへんで!
また次のブログでもお会いしましょう!
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