こんばんは!
ZEROKAMI AKIRAです。
今話題のフリーマーケットサービス大手のメルカリの決算が発表されました。上場後初の決算発表ということで、注目が集まっていました。
気になる決算は・・・70億円の赤字…前年が42億円の赤字だったことを考えると、赤字額が拡大しているのがよくわかります。
同社の主力事業である国内におけるフリーマーケット事業の営業利益は前年比65・7%増の74億円でした。・・・主力事業で65%も利益が増えているのに、何故会社の決算が赤字になるのでしょうか?
その要因は、海外事業にあるようです。
メルカリは、6月にアメリカに進出しました。その際の、投資や広告宣伝費などがかさんだようです。また現地でシェアを持つオークションサイトとの競争も激化しているとか・・・
アメリカ事業の流通額は日本の1/10程度と、まるで成果が出ていない状況…
テコ入れを行っている最中のようですので、今後の”成果”に期待したいですね。
メルカリは、「今は利益よりも成長」と考えているようです。同社は金融決済サービス「メルペイ」を今期中に国内で始める方針を示し、「メルカリエコシステム(経済圏)の構築」を目指すようです。
イメージとしては、Amazonや楽天あたりなんですかね・・・
メルカリエコシステムの構築を目指すことは、同社の成長という観点からは正しい選択だと思います。ただ、大手のIT企業が相次いで参入しているキャッシュレスサービスの後発組としてシェアを拡大していけるのかは、”わからない”といったところでしょうか?
キャッシュレスサービス・・・既存のサービスよりも質の高い(顧客に有利な)サービスでなければ、シェア拡大は難しいでしょうね。楽天やLINE Payを上回るような。LINE Payのポイント還元率が落ちたので、メルペイは・・・ポイント還元率2%・・・期待していますww
メルペイの優位点は、メルカリを利用している1000万人を超えるアクティブユーザーの存在です。これをうまく取り込めるかが、サービスの成否を分けますね。
・・・今回の決算発表で…株価落ちましたね…
決算発表当日は、その内容に期待して買いを入れた人が多かったようですが、発表の翌日には500円以上下がっていますね。
これだけ話題になってアクティブユーザーもいるのに、赤字額が拡大しているのは、株を買っている側に人間としては…一旦手放したくなるのも分かります。
成長のための先行投資、「メルカリ」の次を作りだすための投資が成功することを期待したいところです。
では、このへんで!
また次のブログでお会いしましょう!