時事問題予想講座[2018年度学年末テスト対策版]

こんばんは!

ZEROKAMI AKIRAです。

今回のブログは、『2018年度学年末テスト対策版 時事問題予想講座』の本編です。今年度最後の本企画が皆様のお役に立てれば幸いでございます。


日本政府が国際捕鯨委員会(IWG)から脱退の方針

日本政府は商業捕鯨の再開に向けて、国際捕鯨委員会から脱退する方針を示しました。以前に日本は、商業捕鯨の再開に関する提案をしましたが、否決されていました。このことから日本政府は、商業捕鯨を再開するために国際捕鯨委員会からの脱退という決断をしたものと思われます。

ちなみに、国際捕鯨委員会では反捕鯨国が加盟89カ国の過半数を占め、その中には米、英、豪など国際的な発言力が強い国も加盟しています。反捕鯨国は理屈よりも感情論で捕鯨に反対していることからも、日本の提案が受け入れられる可能性は極めて低いでしょう。

国際捕鯨委員会(IWG:International Whaling Commission)
国際捕鯨委員会は、国際捕鯨取締条約に基づき鯨資源の保存及び捕鯨産業の秩序ある発展を図ることを目的として設立された国際機関。
出典:こちら

管理人メモ
商業捕鯨が解禁されるのは、今年の7月からです。くじらの唐揚げはとても美味しいので、早く食べたいですw

関連語句:調査捕鯨/科学捕鯨


韓国軍が海上自衛隊の哨戒機に射撃管制用レーダーを照射

海上自衛隊厚木基地所属のP1哨戒機が、石川県・能登半島沖で韓国海軍の艦艇から射撃管制用レーダーを照射されました。射撃管制用レーダーは、武器を使用するために使われるレーダーです。警戒監視用のレーダーとは異なり、対象との距離や速度などを精密に計算するために使用します。これを照射したことで、直後に射撃することが可能になります。

管理人メモ
射撃管制用レーダーの使用は、とても危険な行為です。照射された側が反撃に転じても、それは正当防衛と認められます。分かりやすく言うと、「射撃管制用レーダーを照射する=ロックオンするための行為」です。


「人口流れ星」が実現へ!

1月18日に、鹿児島県の内之浦宇宙空間観測所からイプシロンロケット4号機が打ち上げられ、それに成功しました。ロケットには、7つの衛星が搭載され、その全てを予定の軌道へ投入することが成功しました。
その中でも特に注目が集まるのが、「人工流れ星」を作るプロジェクトを進める宇宙ベンチャーのALEの衛星です。20年春をめどに地球周回軌道上の衛星から直径1センチメートルの球状の粒を放出させます。その粒が大気圏に突入し燃え尽きる際に流れ星に見える・・・らしいです。

管理人メモ
人口流れ星・・・想像が出来ませんね。これまでは、長い間夜空を眺めていないと見れませんでしたが、「何日の〇〇時に!」といったように流れ星が一種のエンターテインメントになる日が近いということです!
宇宙開発は、これまで先進国がそのプライドをかけて進めるお金のかかるビッグプロジェクトでした。それが今では、ベンチャー企業がエンターテインメントのために行うようになってきたのですから、これからどうなっていくのか注目です!


アメリカがロシアとのINF全廃条約を停止

2月1日にアメリカ合衆国のポンペオ国防長官は、ロシアとの中距離核戦力(INF)全廃条約を停止すると発表し、2日に条約の破棄を正式に通告しました。これに対して、ロシアもアメリカと同様にINF条約の履行を停止すると表明しました。

中距離核戦力(INF)全廃条約:米ソの地上発射方式の中距離核戦力を全廃するための条約。1987年12月にアメリカのレーガン大統領とソ連ゴルバチョフ書記長との間で調印され、翌1988年6月に発効した。

管理人メモ
核兵器の削減を決めた初めての条約で、とても画期的なものでした。


TPP11が発足

2018年12月30日にアメリカを除くTPP11が発足しました。
1月19日にTPPの参加国11か国は、閣僚級の「TPP委員会」を東京で開催し閣僚声明を発表しました。第1回TPP委員会が日本で開催されたことは、TPPを日本が主導したことを国際社会に改めて印象付けることになります。
ちなみに、TPPは世界的に注目を集めており、台湾が参加希望を示していることや、イギリスが参加を検討していることからも、その注目度が高いことが分かります。

参加11ヵ国約5億人の国内総生産合計は、世界経済の13%ほどを占める巨大な経済圏となります。

TPP11加盟国:オーストラリア,ブルネイ,カナダ,チリ,日本,マレーシア,メキシコ,ニュージーランド,ペルー,シンガポール,ベトナム
出典::外務省ホームページ

管理人メモ
TPP加盟国が増えれば、お互いの経済的交流が活発になるというメリットだけでなく、TPPが1つのグローバルスタンダードに近づくという意味で日本に大きなメリットがあります。(ルールメーカーは得をしますからね)


その他予想キーワード

・大坂なおみ選手が全豪オープンを初制覇!
昨年の全米オープンに続き、テニスの4大大会優勝を果たしました。

・人気アイドルグループ『嵐』が活動休止を発表

・レスリングの吉田沙保里選手が現役引退
04年アテネ/08年北京/12年ロンドンのオリンピック3連覇を達成や、世界大会の02年から15年まで13連覇を達成などの輝かしい功績を残しました。これらが評価されて、国民栄誉賞を受賞しています。

・出国税の導入
日本を出国する人から1人当たり1000円を徴収する「国際観光旅客税」いわゆる「出国税」が導入されました。
国際観光旅客税:国税庁ホームページ

・中国の宇宙船が月の裏側に着陸
月の裏側への着陸は世界初です。

・第2回米朝首脳会談が決定
アメリカのトランプ大統領は、北朝鮮の金正恩 朝鮮労働党委員長との米朝首脳会談を、2月27~28日にベトナムで開くことを正式に発表しました。


~定番問題への対策~

G7(先進国首脳会議)加盟国

アメリカ合衆国:ドナルド・トランプ大統領
イギリス(グレート・ブリテン及び北部アイルランド連合王国):テリーザ・メイ首相
フランス共和国:エマニュエル・マクロン大統領
ドイツ連邦共和国:アンゲラ・メルケル首相
イタリア共和国:ジュゼッペ・コンテ首相
カナダ:ジャスティン・トルドー首相
日本国:安倍晋三首相

G7は、前回はカナダのシャルルボワで行われました。次回は、フランスのビアリッツです。G7の加盟国ぐらいは、常識なので覚えておきましょう。
ちなみに、2019年のG20は、日本の大阪での開催が決定しています。

・日欧経済連携協定
7月17日に日本とEUは経済連携協定(EPA)へ署名し、2月1日に発行した。双方の貿易品目の9割超で関税が撤廃され、世界の国内総生産(GDP)の約3割を占める巨大な自由貿易圏になる。

・TAG:物品貿易協定(TAG=Trade Agreement on Goods)
・FTA:自由貿易協定とは、2カ国以上の国・地域が関税、輸入割当など貿易制限的な措置を一定の期間内に撤廃・削減する協定。
・EPA:FTAに加えて、投資、政府調達、知的財産権、人の移動、ビジネス環境整備など広範囲な取り組みを含む協定。

・北朝鮮問題(核/ミサイル/拉致…)

・領土問題(竹島/北方四島/尖閣諸島)

・南シナ海

・イランと米国の関係




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解説動画

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本企画に最後までお付き合いいただきありがとうございました。最後に、お時間がございましたらアンケートへのご協力をお願いします。

では、このへんで!
また次のブログでお会いしましょう!

次回ブログは、『激化するスマートフォンメーカーの競争』(仮タイトル)です!


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