こんにちは!
今回のブログでは、組織やコミュニティ運営におけるNo.2の重要性について書いていきます。
No.1の重要性は言うまでもありませんが、運営を円滑に進めるためにはNo.2の存在も同様に重要なポイントになってきます。
では、No.2の役割や重要性は何処にあるのでしょうか?
今回のブログでは、私に仕事・コミュニティ運営の経験を基に書いていきます。
No.1の補完とサポート
No.2における最も重要な役割は、No.1の補佐です。
No.1の弱点を補い、円滑な組織運営をサポートすることが最大の仕事です。
No.1は、決断やカリスマ性で組織をまとめますが、その一方で、組織の隅々まで目が届かなかったり、特定の分野の知識や経験が不足していることがあります。No.2は組織を俯瞰的に見て、的確なアドバイスを行ったり、構成員の声をNo.1に届けたりする中間管理職的な役割を担います。
また、リーダー不在時には組織をまとめることも求められるため、相応のリーダーシップも求められます。
組織の潤滑油
「中間管理職的な役割」と先述しましたが、これも重要な役割です。
No.2は、組織内のコミュニケーションを円滑にする役割があるからです。No.1と構成員の間で意見や認識の食い違いが発生した場合、その間に入り両者の意見を調整し相互理解に導きます。
組織の構成員の意見を吸い上げてNo.1へ伝えることで、リーダーの組織としての方向性や意思決定の質を高めることに繋がります。また、構成員の組織に対する当事者意識を高めることに繋がるので、中長期的な安定にも寄与します。活発な議論や情報共有は、組織の活性化・パフォーマンス向上に繋がるので、No.2の役割は重要です。
幹部候補の育成
組織・コミュニティが大きくなるにつれて、No.1とNo.2だけでは円滑に運営を行うことが難しくなってきます。
多くの企業でも、社長・副社長と共に各部門担当の執行役員で役員会が構成されているはずです。
これは会社という組織の運営のみならず、その他の組織・コミュニティの運営全てに当てはまります。
円滑な運営を行うために、ある程度の規模になったら積極的に役割分担を行いましょう。
例えば、私が設立・運営に参画しているRYUSEというクランでは、運営としてNo.1とNo.2がいますが、その他にも採用・企画・広報といった役職があります。
組織運営において目指すべきところは、「自分がいなくても円滑に運営されている」状態が持続することです。自分が欠けた瞬間に崩壊する組織は非常に脆く、一時的にはNo.1やNo.2のリーダーシップでまとまって見えますが、中長期的に見れば持続する可能性は低いです。
そのため、幹部候補要員の育成も重要な仕事です。
No.2に求められる能力
では、No.2に求められる能力とは、どのようなものなのでしょうか?
私は、大きく5つの能力が重要であると考えます。
- コミュニケーション能力
No.1や組織の構成員、その他関係者と円滑なコミュニケーションを図り、組織を正しい方向へ導くためには、その高い能力が求められます。組織運営に関与する人間で、これが欠落している人はいません。 - 分析力
組織や周辺状況を的確に把握・分析し、問題点を特定する能力です。問題解決のためには、正しい問題点の特定が前提となるからです。 - 課題解決力
特定した問題を早期解決させなければ、取り返しのつかない事態に陥ることもあります。そのため、迅速かつ的確に解決に導く能力も必要です。 - リーダーシップ能力
No.1が不在時には、リーダーシップを発揮して組織をまとめる必要があります。
そのため、No.1同様に高いリーダーシップ能力が必要とされます。 - 倫理観
組織の目標達成・利益の最大化のためにNo.1の補佐を行います。その際に、倫理観に基づいた行動を取らなければ、組織の信用低下を招きます。No.2は、そのような広い視野を持つ必要があります。
まとめ
No.2は、組織・コミュニティ運営において必要不可欠な存在です。
No.1を支え、組織を成功へ導くためには、上記を意識して立ち回るようにしましょう。
No.1同様に大きな責任もありますが、同時にやりがいや達成感も味わうことができるポジションです。
将来的にNo.1として活躍したい人にとっては、その前段階として良いキャリアパスと言えます。
ということで、今回のブログはここまで!